日銀から家計の金融資産残高が発表されました…

日本銀行が発表した2015年1月~3月期の資金循環統計(速報)では、3月末時点での家計の金融資産残高は、1年前より5.2%増えているそうです。その額はなんと1708兆円です。初めて1700兆円を超えたそうですよ。

金融資産の内訳は、投資信託が21.6%増の95兆円、株式・出資金に分類される資産が21.5%増の184兆円、アベノミクスのお陰ですかね。

現預金も増えているようで2.2%増の883兆円で、家計の資産の過半を占めています。

NISA口座がスタートした影響もあるのでしょうか。投資信託保有が増えているのはそのせいかもしれませんね。

給料は増えていないにもかかかわらず、現預金が増えているのは、儲かった株を現金にしたりしている場合もあるのではないですかね。それとも将来不安のために、増えたボーナスを預貯金に回しているのでしょうか。

アメリカの経済指標を読み解くときは、貯蓄率が増えているときは消費が伸びないと判断します。借金をしてでも買い物をする国民性の違いなのでしょう。それでも今のアメリカでは、消費や投資をしないで借金返済をしていると言われています。それがアメリカでの住宅市況の悪さに繋がっているようです。

ここのところの日本の個人投資家は、ずっと株を売り越しています。やはり現金保有率が増えているのはそのせいでしょう。

日本でもやはり個人消費の伸びはイマイチといえそうです。このデータを裏読みすれば、そういう解釈になりますね。

因みに日銀の懐事情は、国債残高が36.6%も増えて275兆円になっているそうです。国債発行残高(1038兆円)の4分の1に相当するそうです。最終的にこの国債、いったいどう処理するのでしょうかね…